もくもくプロダクトマネジメント( @Nunerm )

プロダクトマネジメント・エンジニアリングマネジメントなどについて黙々と

2023年の振り返りと2024年の抱負

あけおめ (ノ・ω・)ノウェーイ 毎年恒例となりました、昨年の振り返り&今年の抱負記事を書きます。 もはや誰かに見せたいようなものでもなく、自分の定点観測として書いています。 そしてこのひとつ前の記事が昨年の元旦の振り返りとは…全くブログを書かない体…

2022年の振り返りと2023年の抱負

あけおめ (ノ・ω・)ノウェーイ 毎年恒例となりました、昨年の振り返り&今年の抱負記事を書きます。 仕事 グロービスにジョインして2年半が経ちました。 2022年はなんといっても担当プロダクト(toB向けの管理機能)の大型リニューアルプロジェクトを完遂できた…

やりづらい環境でも地味に地道に頑張るPMたちへ

この記事は地味PM Advent Calendar 2022の19日目のエントリーです。 グロービスでPMをやっている久津と申します。 地味PM meetupの初回でも登壇させてもらいました。 地味PMの名に恥じぬよう、今日も地味で普通のことを書きたいと思います。 ためになる話も…

職種に求められる役割やスキルは環境変数次第だよね、という雑記

最近以下のような問いによく出会います。 「プロダクトマネージャーはどこまでを担うべきか」 「スクラムマスターはどこまで踏み込むべきなのか」 「デザイナーとPMの境界線はどこか」 「プロダクトマネージャーが持つべきスキルは何か」 要は「職種の定義」…

2021年の振り返りと2022年の抱負

あけおめ (ノ・ω・)ノウェーイ 毎年恒例となりました、昨年の振り返り&今年の抱負記事を書きます。 仕事 グロービスに2020年に6月にジョインし、早くも1年半が経ちました。 最初は横断系プロジェクトのPjM的な動きから始め、その後法人プロダクトのPO/PMを担い…

GLOBISのtoBプロダクトの面白さと難しさを語ろう

この記事はGLOBIS Advent Calendar 2021 の21日目の記事です。 見ての通り、これまで我々が誇るエンジニアたちの技術寄りの記事が多い中、PMである私は空気を読まずに担当しているプロダクトについて語ります。 社会人教育という分野で、非デジタルの既存事…

プロダクトマネジメントに活きるウォーターフォールプロジェクトマネジメントの経験

こちらはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2021 の21日目の記事です。 なんと10ヶ月ぶりのブログ投稿となってしまいました…! 久津(ひさつ)と申します。現在はGLOBISで法人向けプロダクトのPMをやっており、これまでのキャリアでエンジニア→プロジ…

ジョブ理論を活用する難しさについての雑記

プロダクトマネージャーの方々であれば、「ジョブ理論」を一度は耳にしたことがあると思います。 自分は以前、クレイトン・M・クリステンセン教授が著した書籍「ジョブ理論」を読んだ学びと、UX DAYS TOKYO 2018のJim Kalbach氏のJobs To Be Doneのワークシ…

RSGT2021に行ってきたのでレポートをする

2020年1月6日から3日間、Regional Scrum Gathering Tokyo 2021が開催されました。 2021.scrumgatheringtokyo.org もちろん… 参加しました!(`・ω・´) 初参加です! 去年と一昨年は、参加もしてないのにTwitterに流れてくるスライドを見つけてレポートをすると…

2020年の振り返りと2021年の抱負

あけおめ (ノ・ω・)ノウェーイ 昨年同様、2020年の振り返りと2021年の簡単な抱負をまとめてみます。 仕事 何より転職が大きなイベントでした。 お世話になりました!様々な経験をさせてもらったことに感謝でいっぱいです。そして明日から新しい職場で頑張ります…

プロダクトマネージャーに必要な「定義しにくいスキル」

こちらはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2020の21日目の記事です。 改めまして久津と申します。今年の6月からグロービスでPMをやっております。 はじめに 「PMにはどのようなスキルが求められるのか」 「PMになるためには何から学べばいいのか」 こ…

プロダクトマネージャーの意思決定ロジックの可視化

こちらはGLOBIS Advent Calendar 2020の10日目の記事です。 グロービスには今年の6月にジョインし、早いもので半年が経過しました。現在は特定のプロダクトのPMというより、プロダクトの裏側を整える系のプロジェクトをいくつか動かしています。 そんな私は…

ヘビーユーザーがプロダクトに見限られたと感じる際に起こる、負の感情の暴走について

これは何か ライフサイクルの一部となっているプロダクト・サービスの大幅な方針転換により、自分が明らかにメインターゲットじゃなくなった時に、そのヘビーユーザーの中に起こる「負の感情の暴走」について書いたものです。今回自分がその当事者(=見限ら…

プロダクトマネージャーのキャッチアップ術 〜構造の絵を描こう〜

はじめに 以前「プロダクトマネージャーの転職活動記」を書きましたが、その続編となります。実際に転職をして3ヶ月ほど経ち、それなりに良いスタートを切れたと思っています。 そんな中で、上司や同僚から「キャッチアップが早いね」とか「3ヶ月でよくそ…

プロダクトマネジメントのコミュニティ/イベント/メディアまとめ

これは何か 「プロダクトマネジメントについて、どこで情報収集してるの?」と聞かれることが多いので、自分が日常的にチェックし参加しているものをここにまとめておきます。 今後も新たに見つけたら都度更新していきます。記載されているもの以外でオスス…

プロジェクトスコープを決める際に考える2つのこと

はじめに プロダクトマネージャーの仕事のうち、最も実力が試されるイベントの一つとして、「プロジェクトの計画」が挙げられます。ここで言う「プロジェクト」とは、日々数字を見て改善するグロース的なプロダクト開発とは違い、ある程度大きな投資(Invest…

プロダクトマネージャーの転職活動記

はじめに 前提:経歴 前提:転職活動を始めた経緯 準備:企業選びの軸を言語化する 準備:自分のスキルや成果を言語化する 実施:転職サービスを選ぶ 躓き:面接が通らない…! 問題:Why/WhatとHowに一貫性がない 問題:プロセスのアピールになりがち 再開:…

安定してパフォーマンスを出せている組織は危険と思え

組織改革・組織成長はマネージャーや経営者にとって常に向き合うべき永遠のテーマです。しかし実際に取り組んでみると非常に難しいものです。業種や組織規模によってアプローチもゴールも異なるため、「これをやればOK」という銀の弾丸は存在せず、組織の問…

行動経済学から学ぶプロダクトマネジメントに潜むバイアスたち

これは何か 行動経済学をプロダクトマネジメントに活かすために、人の様々な行動パターンやバイアス、そしてその活用方法を自分なりに整理したものです。 ※記事の最後に参考にした文献を記載しています。※とてつもなく長いのでブックマークして必要な時に参…

PMは自分を組織に食べさせることを考える

酔った勢いで買ったのか全く記憶にないが、自分のKindleにこの本が入っていた。 その中のハサミムシの章にこんな記述があった。 ハサミムシは肉食で、小さな昆虫などを餌にしている。しかし、孵化したばかりの小さな幼虫は獲物を獲ることができない。幼虫た…

RSGT2020に行ってないけどレポートをする

2020年1月8日から3日間、Regional Scrum Gathering Tokyo 2020が開催されました。 2020.scrumgatheringtokyo.org もちろん… 行ってません(`・ω・´)キリッ 去年初めてこのイベントの存在を知り、タイムラインに流れてくるスライドが学びになるものばかりだった…

2019年の振り返りと2020年の抱負

あけおめ!(`・ω・´) 2019年の振り返りと、2020年の簡単な抱負をまとめてみます。 仕事 何より2019年は転職が大きなイベントでした。 【ご報告】本日をもちまして4年半勤めたリクルートテクノロジーズを退職しました。皆さま本当にお世話になりました!そし…

エンジニアリングマネージャーの情報コントロール術

この記事はEngineering Manager Advent Calendar 2019の19日目の記事です。 久津(@Nunerm)です。CAMPFIREでプロダクトマネージャーをやっていて、CAMPFIRE Ownersという融資型クラウドファンディングのサービスを担当しています。 この記事では、エンジニ…

プロダクトマネージャーの思考整理術

この記事はProduct Manager Advent Calendar 2019の15日目の記事です。 久津(@Nunerm)です。CAMPFIREでプロダクトマネージャーをやっていて、CAMPFIRE Ownersという融資型クラウドファンディングのサービスを担当しています。 今日は自分が実践してる「プ…

人は自分に必要なものが何だかわからない

iPhoneのケースが壊れたので新しいケースを買った。 自分に必要なケースの要件は以下2つ。ちなみに壊れたやつも同じ要件だった。 ・手がそんなに大きくないのでリング必須 ・片手でスッと出して使いたいので手帳型はNG というわけでこれを買った。 ちなみに…

プロダクトマネージャーに必要な3つのもの 〜Produce Manager Conference 2019より〜

今年もプロダクトマネージャーの祭典"Product Manager Conference 2019"が開催されました。 参加者としてはほぼ皆勤賞ではあるのですが、今回は初めて運営メンバーとして関わらせていただき、こちらのセッションではモデレーターも務めさせていただきました…

不確実性の高い変数が2つ以上あったら、数字のことを考えるのをやめる

プロダクトマネージャーたるもの、プロダクトロードマップやOKR、KPIツリーなど「目指すべき数字」を定義する(または修正する)時間はそれなりに多いと思います。 会社によってはゴリゴリに数字を定義して一心不乱にその数字の達成を追い求めるところもある…

ざっくり解説 → "Practical Lessons from my Experience in Product"

medium.com こちらの「プロダクトマネジメントに関する教訓」の記事がPM界隈で少し話題になってます。 これに関して、とある日に会社のメンバーから というおねだりをもらいました。英語苦手なのに… というわけで、せっかくだから解読した結果をここにまとめ…

プロジェクトマネジメントとは「基準を作ること」である

久津(@Nunerm)です。 今回はプロダクトマネジメント(以下PdM)ではなくプロジェクトマネジメント(以下PjM)の話を書きます。 PjMにおいて大事なのは「基準を作ること」だという話です。 余談:PdMとPjM いきなり余談ですが、よく「プロダクトマネジメン…

UX DAYS TOKYO 2019 カンファレンスレポート(ユーザーオンボーディング・行動経済学)

4/5(金)にUX DAYS TOKYO 2019のカンファレンスに参加してきました。本イベントは、海外の一流のスピーカーがUXをテーマとした講演やワークショップを行う、年1回のイベントです。 というわけで、個人的に面白かった2つの講演をざっとレポートします。 ※…

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